氷ノ山 2015.5.07

ひょうにせん・1509.8m(鳥取県若桜町)



丹沢山
氷ノ越コースの登山道より氷ノ山山頂を望む

歩行距離 6.2km
所要時間 4時間35分
累積標高差 (+) 621m  (-) 621m
コース 氷ノ山キャンプ場09:30 → 氷ノ山避難小屋10:40 → こしき岩11:25 → 氷ノ山11:50 → 
こしき岩 → 氷ノ山避難小屋 → 氷ノ山キャンプ14:05



4月24日に船を降りて以来、3日毎に山に登っている。少ない期間の中、できるだけ多く山に登りたいものである。今回、中国地方にある3座の日本二百名山の中でまだ登頂していない氷ノ山への山旅を実行する。この旅で登る他の山の選択に迷うところであるが、氷ノ山の近辺にある三徳山とそれから扇ノ山あるいは那岐山に登るという3泊4日の計画だ。これまでの山登りの旅で車中泊にもかなり熟練し、車内の装備も少しずつ充実してきた。最近車中泊するのが楽しくなってきた。

昨日の鳥取遠征の初日は、三徳山(みとくさん)の中腹に建つ投入堂(なげいれどう)を見て、道の駅「はっとう」まで移動して車中泊をする。二日目の今日は、氷ノ山に登る。早朝、道の駅「はっとう」を出発、カーナビの道案内を頼りに登山口のある氷ノ山キャンプ場を目指す。道案内の指示に従い細い山道に入るが通行止めに突き当り先へ進めない。来た道を引き返すと、新しく完成した道がある。そこを走るが、カーナビの表示では道のないところ走っている。今使っているユピテルのカーナビは、4年前に買ったもので重宝しているが、データを更新していないので、時々こうして道に迷うことがある。まだ使えるのでもったいないが、萩に帰ったら最新のカーナビに買い替えることにしよう・・・。新しい道をそのまま走って行くと急坂になり前方に大きな山塊が見えてくる。旅館街を通り過ぎしばらく走り氷ノ山キャンプ場に到着する。

登山口前のキャンプ場の駐車場に車を停めさせてもらい09:30出発する。キャンプ場の周囲には雄大な山々の景色が広がる。杉の森の道を上って行く。昔に造られた石畳の道になる。その昔この道は伊勢道といわれる山越えの街道であった。昔の人の移動手段は主に徒歩でなければならず、旅人の脚は皆強靭だったに違いない。道は徐々にジグザグの急登になる。谷筋に残雪を見る。急登を登りきると前方の視界が開け氷ノ越に達する。三角屋根の避難小屋があり、そのそばに丸い岩に刻まれたお地蔵さんが鎮座する。氷ノ越は、登山道が交差しておりそのまま真っ直ぐ進めば福定親水公園登山口につながり、左に折れれば鉢伏山に向かう縦走路になる。右に折れ氷ノ山に向かう。左前方に氷ノ山山頂がよく見える。広く歩きやすい尾根道を行く。

やがてブナの巨木の森の中を歩く。登山道沿いに美しいタムシバ?を見る。樹林を抜け視界が開け左側に鉢伏山を見る。山腹にはスキー場が見える。登山道にところどころに残雪がある。道は少し険しくなる。仙石谷分岐を過ぎ、こしき岩が見えてくる。その左側を抜けると山頂まで続くジグザグの広い丸太階段を登って行く。最後の真っ直ぐな階段をのぼり氷ノ山山頂に達する。山頂からは、360度の展望が広がる。山頂北側には、扇ノ山(1309.6m)、鉢伏山(1221.1m)、南東側には後山(1344.6m)、那岐山(1255m)、東山(1388m)などが望める。

山頂にも三角屋根の避難小屋がある。冬季には雪が深いので、とがった三角屋根しているのだろう。内部二階建てで、二階は板張りになっており沢山の毛布が置いてある。


※ 道の駅「はっとう」〜 氷ノ山登山口 〜 道の駅「あわくらんど」までの走行ルート(走行距離 - 88km)

山頂の丸太に腰を下ろし、ネギをたっぷり入れたチキンラーメンとおにぎりを食べる。美しい景色を眺めながら食べる昼メシは美味しい。至福の時間だ。山頂にはもう一人、中高年男性がラーメンをおいしそうに食べている。昼メシの後、山頂に西側に行ってみる。そこには新築の立派な氷ノ山頂上休憩所がある。その1階部分には太陽光発電を利用したトイレシステムが設置されている。

十分に景色を楽しみ下山を開始、絶景を見ながら往路方向に下る。ゆっくり下り14:10無事氷ノ山キャンプ場に帰着する。これからどこに行くか思案する。明日は扇ノ山に登ろうか、那岐山に登ろうか・・・。結局、扇ノ山に登ることにする。登山口の近い道の駅「はっとう」に戻る。温泉に入ろうと昨日も来た鍛冶屋温泉に行ってみると、今日は定休日ではないか・・・。汗をかきどうしても温泉に入りたい。カーナビで近くの別な温泉を探すが見つからない。思いつきで予定を変更、県境を越え岡山県側にあるあわく温泉まで行くことにする。高速道路と一般道を走り、何とかあわく温泉・黄金泉に到着する。800円という高い入浴料を払い温泉に浸かる。あ〜!!気持ちいい。山登りの後は、やっぱり温泉だ。今晩は近くにある道の駅「あわくらんど」で車中泊する。今晩飲む酒を買いこみ道の駅に向かう。気の向くまままた予定を変更し明日は那岐山に登ることにする。


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氷ノ山キャンプ場から出発する
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氷ノ越を目指し登山口に入る
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登山口の案内図
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ハシリドコロ(走野老)-猛毒あり
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ヤマルリソウ(山瑠璃草)?
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ツキノワグマに注意!!
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登山道は旧伊勢道
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氷ノ山は森が豊かだ
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氷ノ越の分岐を通過する

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氷ノ越にあるお地蔵さん
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登山道より氷ノ山山頂を見る

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素晴らしいブナの巨木の森が続く
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ブナの巨木
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オオカメノキ

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ミヤマカタバミ(深山傍食)
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コブシ?

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コブシ?
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鉢伏山方向を見る
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稜線に残雪がある
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こしき岩を見る
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仙谷分岐を通過する
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こしき岩の左側を通る

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ショウジョバカマ(猩々袴)
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山の斜面に残雪が残る。
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氷ノ山山頂は目の前
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氷ノ山山頂に到着する。氷ノ山避難小屋
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チキンラーメンとおにぎりを食べる
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氷ノ越方向の歩いてきた稜線を見る。

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そに右側の鉢伏山の稜線を見る。
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氷ノ越附近
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氷ノ山山頂の先にもうひつ小屋がある。
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新築の頂上休憩所だった。
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浄化槽のあるトイレがある
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頂上休憩所からの眺望

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下山後、温泉を探し南下し岡山県へ・あわくら温泉に立ち寄る
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道の駅「あわくらんど」で車中泊する
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車内風景




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